知識人

「知識人」は、物事を総合的にみて、

そこに自分の思想や考えを表明するものです。

両者は基本的に違っています。

「専門家」は、本来は特定の価値や自分の思想を語らないものです。

しかし、実際には、ジャーナリズムはとかく答えを求めたがるものです。

「正しい答え」を求めるのです。

そして専門家はその「正しい答え」を与えてくれると思っています。

ところが、本来は、「専門家」は、正しい答えなど表明できません。

彼がいえるのは、

「ある一定の条件のもとで、ある角度からすればこういう結論になる」というだけのことです。

いわば推論代行業者なのです。

あるいは、一定の条件のもとで得られたデータを提供するだけのことです。

それをいかに解釈するかは原則的にはいえません。

(佐伯啓思『学問の力』 2016年鳥取県)

 

これは中学3年生が読む文章です

 

ジャーナリズムの劣化

知識人の不在

について述べた文章です

 

何か問題意識があったからこそ

この問題を作った人は

この箇所をワザと切り取り

高校入試として読ませたのです(たぶん)

 

学びは必要ですね